旅と鉄の盲腸 > 戯れ言集> 鉄旅系?懐かしモノあれこれ(2)
行き先を書いたパネルを裏側から照らす方式の行き先案内。ちょいと前には都市部の駅にも多くありましたが、最近はLED式の小洒落たものに交換されてしまい、なかなか見る機会がなくなってきたもの。多様な種別、行き先に対応できないという決定的な弱点があります。 こちらは高松琴平電気鉄道のもの。比較的新しいタイプですが、やはり味があります。 |
![]() 駅のホームで首から駅弁の入った箱をぶら下げて売るスタイル。本当に見かけなくなりましたね。最近では私も一度だけ、早朝の酒田駅で見たっきり。「べんと〜」というかけ声も今や幻となりつつあります。 これに近い形で、ワゴンに並べて弁当を売るワゴン販売は、少数ながらまだまだ見ることが出来ます。 |
JR九州の社歌。かつて、「つばめ」も「ソニック」もなく、「ハイパーサルーン」がJR九州の看板列車だった頃、車内の自動放送の冒頭に流れていた曲。現在は一部の列車にカラオケバージョンとして残っています。 唄はハイファイセットさん。さわやかなメロディ、旅行者ウケする歌詞で、当時鉄道で旅をされる方の間では結構話題になったりした、ていうか私が好きだった、というだけの話なんですけども。 |
動力のない客車を機関車が牽くスタイルの列車。動力を集中化することによって編成に自由度が増し、多客時に柔軟な対応が出来るが、列車の方向が変わるときなどは機関車の付け替えが面倒なことや、スピードが電車に比べて遅くなってしまうため、電車の台頭にともなって激減。現在ではJRのイベント列車や、地方私鉄のごく一部に残るのみ。 電車や気動車などと違って、動力が機関車に集約されているため、床下にモーターやエンジンなどはなく、そのため独特の静けさがありました。何故か電車などに比べて時間の流れがゆっくり感じられ、いまから考えれば、これもひとつの魅力だったのかもしれませんね。 |
エキゾチック・ジャパン 「いい日旅立ち」に続き、国鉄が展開した全国統一キャンペーン名。ロゴは平行四辺形に活字を入れたごくシンプルなものでした。キャンペーンソングは○ひろみさん。それはまだ、この人がまだ2枚目で売っていたときの話。一連のキャンペーンの中では最も地味だったかもしれません。 |
「幸せを呼ぶきっぷ」。両駅は旧国鉄・広尾線(北海道)にあった駅。昭和48年、NHKの新日本紀行「幸福への旅〜帯広」で紹介され、出演者の「幸福って、なんだろう」というフレーズとともに大ブレイク。たまたま近隣に「愛国」という名前の駅があったので、セットにして切符を売り出したところ、1ヶ月に何万枚も売れる盛況ぶり。いわゆる「縁起きっぷ」のはしりとなる。 しかしながらそのほとんどが郵送だったため乗客は少なく、廃止対象路線指定を受け、路線自体は国鉄末期の昭和62年、廃線となった。 路線廃止後の現在も両駅の駅舎は残り、この切符もお土産として発売されていると聞きます。廃線後に買われた方、いらっしゃいます? |