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別表及び附表関係
別表第1(第7条)公告標 略
別表第2(第7条)駅案内標
1 駅名標
(1)鉄道用
![]() 1 掲出場所 駅の入口上部 2 大きさ 駅舎の構造及び周囲の建物との調和を勘案して適宜とする。 3 その他 (1)建物の構造により、切り抜き文字を使用することができる。 (2)駅名に冠する旧国名又は地名は、小書きとする。(以下第1項及び第2項において同じ。) |
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1 掲出場所 ホーム 2 大きさ ア(管理者注:戸塚のもの)は1号型、2号型または431号型 イ(管理者注:東京のもの)は3号型又は431号型 3 表示方 (1)隣駅が2駅以上ある場合は、それぞれの駅名を2列に併記する。 (2)漢字と併記する平仮名による駅名は、漢字より大きく書く。 (3)隣駅を示す矢印の上に、かっこ書きで行政区域を表示する。この場合の表示方は、政令指定都市で区制をとっている所では、「○○市(都)○○区」、その他の地区では「○県○○市」、又は「○○県○○郡○○町(村)」の例により表示する。但し北海道内に掲出する場合は、単に「○○市」又は「○○郡○○町(村)」の例により「北海道」は略する。 (4)特定都区市内適用駅については、自駅名の右側下方に、次により略号を表示する。 ア 表示方 札幌市内は□札(管理者注:□の中に札の字を表示、以下同じ。)、仙台市内は□仙、東京山手線内は□山、東京都区内は□区、横浜市内は□浜、名古屋市内は□名、京都市内は□京、大阪市内は□阪、神戸市内は□神、広島市内は□広、北九州市内は□九、福岡市内は□福 イ 大きさ 一辺が10cmの正方形。ただし、□山、□区については、一辺が6cmと10cmの正方形2種類 (5)隣駅を示す矢印は、複線区間等で完全に一方通行の駅に限って、列車の進行方向のみに表示する。 |
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![]() 1 掲出場所 ホームの柱又は上家外の電柱等 2 大きさ 9号型又は210号型 3 その他 (1)取付けをする間隔は、20〜30mおきとする。 (2)特定都区市内適用駅では、第2種代第4号に定める略号を下部中央に表示する。この場合の着色は、白地に青文字とし、大きさは、一辺が6cmの正方形とする。 |
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1 掲出場所 アはホーム上家外、イは構内の適当な場所(第1種、第2種及び第3種の駅名標を設置できない場合に限る。)、ウは新幹線駅でこだま号のみの停車駅のホーム両端 2 大きさ ア及びイについては、1号型又は431号型、ウは縦133cm、横200cm 3 表示方 ア及びイについては、第2種の表示方を準用する。 4 その他 ウについては、必らず照明を施すこととし、ア及びイについては、周囲の明かるさを考慮して、必要により照明を施すことができる。 |
別表第2〜第5につき、略
別表第6 電気掲示器の大きさ及びけい光灯の配列
号数 | 縦 | 横 | 号数 | 縦 | 横 | 号数 | 縦 | 横 |
111 | 25 | 40 | 231 | 50 | 70 | 432 | 75 | 240 |
121 | 40 | 40 | 411 | 24 | 133 | 442 | 100 | 240 |
131 | 50 | 40 | 421 | 50 | 133 | 423 | 50 | 360 |
210 | 15 | 70 | 431 | 75 | 133 | 433 | 75 | 360 |
211 | 25 | 70 | 441 | 100 | 133 | 443 | 100 | 360 |
221 | 40 | 70 | 422 | 50 | 240 | |||
(注)1 100位の数字はけい光灯のワット数の10位を示す。 2 10位の数字はけい光灯の縦列個数を示す。 3 1位の数字はけい光灯の横列個数を示す。 4 大きさの単位は、センチメートル 5 枠内の黒線は、けい光灯の配列を示す。※ (※管理者注) 原図は、蛍光灯配列が示されたものですが、ここでは数字のみ挙げることとしました。たとえば、431号型とは、縦75センチメートル、横133センチメートルで、内部に40ワットの蛍光灯が横1列、縦3列(三の字状)に配列された掲示器、ということになります。 |
掲示板の大きさ
号数 | 縦 | 横 | 号数 | 縦 | 横 | 号数 | 縦 | 横 | 号数 | 縦 | 横 |
1 | 90 | 120 | 4 | 60 | 110 | 7 | 30 | 75 | 10 | 15 | 60 |
2 | 80 | 110 | 5 | 60 | 90 | 8 | 30 | 45 | 11 | 15 | 45 |
3 | 70 | 110 | 6 | 45 | 75 | 9 | 15 | 75 | 12 | 15 | 30 |
(注)大きさの単位は、センチメートル |
別表第7(第11条) 漢字の書体
1 すみ丸ゴシック体
(1) 角ゴシック体の端部のすみの部分に、図示のとおり小円をそう入する。
(2) 角ゴシック体字画の端部の太さを割増しをせずに、平均した太さとする。
(3) 掲示の字数その他字くばりに応じ、適宜の平体及び長体を用いる。
2 漢字の書体例 略
(管理者注:ここでは個々の字体ではなく、部首ごとに簡単な規定がなされています。)
別表第8(第11条) ひらがなの書体 略
(管理者注:ここでは「ゐ」「ゑ」、濁音、促音を除いたひらがなについて、正体、平体、長体の3体を図示して規定。)
別表第9(第11条) 算用数字の書体 略
(管理者注:ここでは0〜9の数字について、ひらがな同様正体、平体、長体の3体を図示して規定。)
別表第10(第11条) ローマ字
1 正体 略
2 長体 略
3 ローマ字のつづり方(改修ヘボン式) 略
(注) このつづり方は、おおむね次の例による。
1 長音の符号には、OSAKA(管理者注:Oの上に−を引いたもの)のように「−」を用いる。
2 はねる音は、B・M・Pの前はM、その他はNを用いる。(例:SHIMBASHI)
3 はねる音M・Nとその次にくる母音(Yを含む。)とを切り離す必要があるときは、SHIN−YOKOHAMAのように「−」を用いる。
4 つまる音は、CHの前はTを、その他の場合には次にくる子音を重ねる。(例:KUTCHAN、NIPPORI)
附表2(第11条) 着色に使用する色彩の記号
色彩 | マンセル記号 | 関係部分(管理者注:原文は条文で指定されています。一部省略) | |
黄色 | 2.5Y 8/4 |
時刻標及び運賃標 出入口誘導標 | |
オレンジ色 | 10R 6/14 |
運賃標 自動券売機・旅行センターの案内標 | |
淡赤色 | 2.5PR 5/14 |
時刻標中たんざく式差し替え式 地図式運賃標 あいおえお式運賃標 ピクトグラフ中便所の女性用 | |
赤色 | 2.5R 4/14 |
時刻標 運賃標の線名及び自駅の運賃欄等 発車標 駅順・所要時分標 禁煙標 通行注意標 列車名標 列車種別標 行先標 ピクトグラフ中駅レンタカー 階段 エスカレーター | |
みどり色 | 2.5G 6/10 |
時刻標中グリーンマーク及び指定席料金割引マーク 地図式運賃標 公衆電報取扱標 みどりの窓口 列車名標 列車種別標及び行先標の「指定席」の部分 特別車両標 車内行先標 車内指定席車標 ワンマン標 | |
淡青色 | 5B 6/8 |
時刻標中「快速」の文字及びたんざく式差し替え式中「一部指定席」の地色 旅行センター用第2種 快速列車標 | |
グレー色 | 5BG 8/4 |
地図式運賃標及びあいうえお式運賃 自動券売機 | |
青色 | 5PB 4/12 |
時刻標中、エル特急列車の「一部自由席」の地色 列車行き先表示の自由席の地色 ピクトグラフ中身体障害者シンボルマーク、新幹線、一時預かり、コインロッカー、手小荷物扱所 | |
濃紺色 | 7.5PB 3/8 |
列車行き先標中、普通急行列車用で一部区間快速又は普通となる場合 側面用行き先表示中普通急行列車用で一部区間快速又は普通となる場合 駅名標中、駅名標に標記する都区市内の略号 |
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