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改札印のバラエティー改札印のバラエティー

 駅で電車に乗るときに押してくれる、改札印。「スタンパー」「チケッター」などとも言うそうです。

 このスタンプにもJR各社や地域によって差があります。ここではJRの改札印について
書いていきます。

改札印のバリエーション
 それでは、北から順に見ていきましょう。

R北海道
富良野 富良野駅。北海道ではこれが標準形のようです。JR東日本などのものと比べてひとまわり小さめです。 旭川 旭川駅。下の英字は入場した時間の目安。これは午前中に入場したもの。
岩見沢 岩見沢駅はピンクでした。入場時刻表示は北海道では都市部の大駅のみの扱いのようです。その他の駅はここのように「北」の字が入ります。 札幌 札幌駅のものは、青色です。今のところこの駅でしかお目にかかったことのない色です。
JR東日本
男鹿 男鹿駅。ちょっと見にくいのですが、上に「ありがとうございます JR東日本」とあります。こちらが東日本の標準形。サイズは少し小さめになっています。 東京 東京駅。この型は見かけなくなりましたね。
(幹)一ノ関 一ノ関駅新幹線改札口。新幹線改札のものには(幹)の字が入ります。 高崎駅東口 高崎駅(東口)。このように入口名まで入っているのは珍しいですね。
東京駅(B) 東京駅その2。駅名の横に(B)の表記があります。どういう意味があるのでしょう。このほかに(A)(D)というのもありました。 東京駅(本) 東京駅その3。駅名の横に(本)の記載があります。本社?どんな意味があるんでしょうか。
十日町 十日町駅。ここは北越急行との共同使用駅です。北越急行側の入口から入るとこのようなスタンプを押してくれます。「北越急行」の字が入っていて、結構貴重かも。 仙台駅(在) ありゃ。四角ですよ。これは他に例がないですねえ。仙台駅で発見。近郊の各駅にも波及しているようです。
JR東海
名古屋 名古屋駅。JR東海は全エリアこの形のようですね。新幹線改札ではJR東日本と同様に(幹)の文字が入ります。
JR西日本
大阪 大阪駅。大阪近郊のものは、入鋏済の字がなく、かわりに「JR西日本」の字が入っています。 印南 JR西日本の標準バージョンといえばこちら。下に入鋏済の文字があります。スタンプなのに「入鋏」というのもヘンですが・・・。
広島 広島駅。広島支社管内の一部の駅は、JR東日本のように時間帯によってハンコを使い分けています。今はスタンプの色は青です。 小松 JR金沢支社管内。ひとまわり小さく、JR北海道などと同じ大きさ。色は緑色です。最近、新型印が登場したようです。
JR四国
詫間 詫間駅。意外とシンプルなデザイン。大きさは東日本などと比べて大きめ。ほとんどの駅が青色ですが、高松駅などは赤のインクを使用。
JR九州
熊本 こちらはJR九州のもの。下のJR九州の字がちゃんとロゴになってます。大きさはJR北海道と同じく小さめ。 門司港 門司港駅は、JR西日本などに近い大きいもの。本州に近いからでしょうか。下には□に「九」の字と、ありがとうございますの字。


M」「D」「E」の謎

高田(M) 長野原草津口(D) 東京(E)

右の写真を見て下さい。JR東日本管内の3駅なんですが、下の欄に「入鋏済」とあり、その横に3つのアルファベットが並んでいますね。これって、どゆ意味?

 実は、これは入場時間帯を区別するための印なんです。
 すなわち、
 M=Morning、(始発列車〜午前10時)
 D=Daytime、(午前10時〜午後3時)
 E=Evening、(午後3時〜最終列車)の略なんだそうで。
 したがって、3個ずつ違う改札印がある駅があるということです。この時間帯別区分をしているのは、JR東海の全管内、JR西日本の広島支社管内の一部です。また、JR北海道では午前と午後の2つに区分しています

おまけ♪
ハンコつながりで車内検札印。これも地域で微妙に違って、見ていておもしろいですね。


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